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イギリスの美学者、ジョン・ラスキンは「オパールの微妙な美しさを競えるのは、空の美しさだけ」と語っています。 オパールを動かすと次々と浮かび出る、虹のように多彩なきらめき。一つとして同じ色の出方をしないこの不思議な現象は、遊色効果=プレイ・オブ・カラーと呼ばれ、オパール独特の楽しみです。 古代ローマではオパールは「キューピッドストーン」として大人気を博したものです。愛の成就、あるいは個人的な幸せをかなえる石として願い事にさかんに利用されました。
ラテン語でaquaは水、marineは海。きらきらと輝く明るい海の色。 光を受ければいっそう強く輝く、ガラスのように透明な石。 アクアマリンはエメラルドと同じ鉱物に属しますが、その性質は対照的です。 インクルージョンを含み、ほとんどが小粒でしか採取できないエメラルド。キズやインクルージョンはほとんど見られず、大きな結晶を作るアクアマリン。 この石は海のように穏やかな浄化作用を持って、疲れた神経を和らげ、ぽっかりと水に浮かんだ時のようにリラックスさせてくれるでしょう。 薄いカットのアクアマリンは、ちょうどすくった海水のように無色透明に見えます。
「画家のパレットにあるすべての色はトルマリンにみられる」といわれるほどトルマリンのカラーバリエーションは豊富で楽しい。かつてはそれぞれが別の石と考えられていたくらい、個性的な石の集団なのです。 どのトルマリンも摂氏100度まで熱すると容易に帯電するところから「電気石」の名で親しまれてきました。
その石はおぼろに浮かぶ月のよう。淡く控えめな輝きによせて、かつての日本人は月長石と呼びました。 夢をみるような乳白色のほか、ピンクやグリーン、ブルーなど。どれもがやすらぎを感じさせてくれる、不思議なぬくもりを持つ石です。 古代、海を駆ける航海者達はムーンストーンを守り石にしていました。危険きわまりない大海原で四方を闇に閉ざされる夜、月の明かりはどんなに頼もしく思えたことでしょう。”旅人の石””希望を表す石”として航海の無事を託したムーンストーンのパワーは、満月の夜に最も高まったと伝えられています。